*た行

・大陸間移動列車(たいりくかんいどうれっしゃ)【施設】

四大陸の首都を繋ぐ列車。魔導機関で動いており、隣の大陸まで1日をかけゆっくりと人々や

物資を運んでいる。

上り(反時計回り)と下り(時計回り)があり、利用料金は一人1000マテル。目的地がどの大陸で

あれ値段は変わらない。

景色や列車旅を楽しみたい旅行客が主に利用している。

 

 

・タルカ(タルカ)【地名】

ノースアイランドの南西、雪原地帯の中にある小さな村。亜人が多く住んでいた村で、魔獣を

狩って暮らす者がほとんどだったが、戦争で幻獣人兵士が攻め込んできたことにより村のほとんどは

崩壊してしまった。

現在は雪原地帯にぽつぽつと家が建っている程度である。

 

 

・調査団チーム(ちょうさだんチーム)【職業】

仮想人種の職業の一つ。様々な依頼をこなす冒険家と違い、種族調査や地質調査など、

ある一つの物事だけを対象として調査する組織である。

『調査』団という名だけあって、活動内容は調べ物がほとんど。そのため戦いはあまり得意ではない。

 

 

・鳥獣種(ちょうじゅうしゅ)【種族】

幻獣人族の種族の一つ。空に住む動物(主に鳥)に似た姿をした仮想人種。寿命はおよそ500年。

特徴は翼、尻尾(尾羽)。

高い山や木の上を住処とする。空を自由に飛ぶ力を持つが、飛べない者もいる。

 

 

・ディメンションキー(ディメンションキー)【アイテム】

ディメンションゲートを開くために必要な鍵。赤と青のものがあり、同じ色のゲートに対応

している。色が同じであればどの扉でも開けることができる。

ギルドに所属している冒険家は、あらかじめガジェットと一緒にどこからでもギルドに移動できる

ゲートを開くためのディメンションキーが配布されるが、一般市民、あるいは冒険家もギルド以外

の場所に移動するためにゲートを使いたい際は、キー専門店で対応するディメンションキーを

購入しなければならない。

行き先が決まっていないものは安いが、大陸の中心街などに移動できるものはかなり高め。

また専門店で買える鍵は一度しか使えず、何度も使いたい場合は追加料金を払い鍵に移動設定を

つけてもらう必要がある。

 

 

・ディメンションゲート(ディメンションゲート)【アイテム】

電脳世界と別次元の別の世界を繋ぐ扉。赤・青・紫の三種類がある。

赤い扉は入り口と出口が固定されているもので、大きな施設や大陸の中心部などに多い。

青い扉は行き先を選べるもので、好きな行き先を登録しておけば自由に行ったり来たりできる。

この二つはディメンションキーと言う特別な鍵を使う事で開く。

紫の扉は前の二つとは性質が全く異なるものであり、本来は電脳世界には存在していない。

ある時突然錠前だけがどこかに現れ、近づく者を誰彼構わず扉の中に吸い込んでしまう。行き先も

不明瞭で、運が悪ければ時空のはざまに永遠に幽閉されてしまうことも。

これらのことから紫のディメンションゲートは謎が多く危険なため、冒険家や調査団チームに

よる調査が日々続けられている。

 

 

・ティズルミア島(ティズルミアとう)【地名】

ノースアイランド周辺の海域のどこかにあるとされる幻の島。原始民族である時紡の民の霊神族が

暮らしている。この島は民の力によって次元をずらされ隠されており、立ち入るどころか目で

見ることもできないため、現在までその存在が明らかになっていなかった。

 

 

・電脳世界(でんのうせかい)【世界】

電子の海に広がる並行世界。美しい自然と文明が栄える『仮想人種』達の住む世界。

世界中に存在するすべてのものが魔力で形成されている。

電脳世界は「ネットワーク世界に存在する空間」だがパソコンや電子機器の中にあるわけではなく、

現実世界の「並行世界」であるため、地球と同時に誕生した。

 

 

・トーライの森(トーライのもり)【地名】

サウスアイランドの東に位置する森。マグラキア樹海ほどではないが木々が鬱蒼と茂っている。

 

 

・時紡の民(ときつむぎのたみ)【民族】

ノースアイランドのどこかに存在する謎の島、ティズルミア島に古くから住んでいるという民族。

四大原始民族の一つ。

霊神族とわずかな獣神族で形成された民だが、その多くが謎に包まれている。

「監視者」の末端であり、あらゆる出来事を記憶し、それを「物語」として記録に残し後世へと

語り継ぐ役目を担っている(これを『物語を創る』と言う)。

民の中に16の部隊があり、グループで様々な活動を行っている。

 

 

・ドラゴン種(ドラゴンしゅ)【種族】

幻獣人族の種族の一つ。太古の時代から生きている仮想人種。寿命は数万年から数百万年。

特徴は姿によって異なるが、主に角、翼、尻尾。ドラゴンだけが住むとされる島で生まれた。

西洋竜、東洋龍二つの姿があり、能力とは違った力を扱える。

西洋竜は不老であり、動物と心を通わせる力を持つ。東洋龍は長寿であり、天候を操る力を持つ。

 

 

・常闇を喰らう牙(ドラハダス・スタールイァカル)【民族】

時紡の民の部隊のひとつである欠落討伐部隊。戦闘能力に優れた者達の集まりで、他の部隊や

住民達との馴れ合いを好まない。個人で活動する者も多いようだ。

部隊の特徴は左手の甲に刻まれた傷のような赤黒いタトゥー。

 

 

・ドロウナシア(ドロウナシア)【地名】

ノースアイランドの東、暗闇の森の中に突如現れる巨大な都市。画家が集うアートの街で、

世界中から有名画家を目指す仮想人種が集まってくる。

街中の建物が鮮やかな絵で彩られており、観光地としてもとても有名。

見るために街を訪れるのは楽しいが、ドロウナシアには画家を育成するための非常に厳しい

規則があり、この街に住み暮らしていくことはかなり難しいようで、毎日のように夢破れて街を

去っていく者が絶えないという。


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